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農水省のヤミ専従と日教組の組合活動

今回は浪速中・高の校長先生がブログで書いておられたものを紹介したいと思います。
以下に抜粋して簡単にまとめて物を掲載します。

-----------------(以下 引用)---------------------

・農林水産省の「ヤミ専従問題」で、調査に当たっていた第三者委員会と同省の特別調査チームが「調査報告書」を石破農相に提出した関連の記事である。私はこの種の調査報告書は必ず「目を皿のように」して読む。
・ 想像していた通りの「内容」で農林水産省の職員で作る「全農林労働組合(全農林)」の「醜さ」と言ったら「言葉もない」。「腐って腐臭が辺り一面」にするほどだ。委員長ら組織トップと地方本部の委員長ら12人は責任を取って「全員が辞任」で「給与相当額の返還」も組合がするそうだが「当たり前」である。「金利をつけて返還せよ」と言いたい。
・ 福田という委員長は「法令順守の観点や国民の(税金という)視点が欠落していた。心よりお詫びしたい」と述べたとあるが平成も21年になって今頃「何を寝とぼけたことを言うか」という感じだ。
・ 2005年「日本中を騒がせた大阪市職労のヤミ専従問題」が引き金となり中央でも数回にわたって調査していたが農水省の調査では「ヤミ専従はなし」との報告であったが「逃げられない」と観念したものだろう。
・ 過去5年間で198人に上るというから酷い話だ。農水省は該当者を減給などの懲戒処分とするし、「見てみぬふり」をしていた直属の上司なども監督責任を問い1000人を超える処分をするとある。
・ 勤務時間中に許可を得ずに「組合活動」をするヤミ専従は法律で禁止されているにもかかわらず未だにあるのだ。仕事もせずに国民の税金から給与が支払われえているのだからこれでは「税金泥棒」と言われても仕方がなかろう。
・ 「調査報告書」の要旨しか報道されていないが、問題はその中身である。「出勤簿に判子だけ押して後は組合の事務所に常駐」「組合の職場集会を勤務時間中に頻繁に開催」というのであるが私が問題にするのは「恐るべき組合の体質」である。
・ なんと「着任初日恐怖の儀式」という見出しの中には恐るべき組合と当局の癒着が大きく記事になっている。「勤務評定を人事に反映しない」と迫るような今日信じられない体質である。
春の異動で管理職が地方の出先事務所に着任したその日、会議室で待っていたのは息子ほど年下の若造が5人ほど雁首揃えて管理職に「お前の考えを言え」と言うそうだ。先輩から教えられたとおりに「組合の皆さんの考えを尊重します」と答えるそうだ。
・ 「対応を間違えると大変な目にあう」と管理職は震え上がって地方に赴くと言う。これは「日本のことかいな」と私は思うのだ。全農林の組合は未だに「民度の低い組合」らしい。
確かに1965年に激化した「勤評闘争」では全農林は最も過激な組合で「全国津々浦々で当局側に自殺者」が出たことで有名である。
・ この時の「自席に座るだけで仕事をしないだんまり戦術」は当時名をはせ、結局中央省庁で導入が最も遅れたのは農林水産省であった。管理職も組合と衝突すると「管理能力がない」と烙印が押されるから「なあなあ主義」で「腫れ物に触るような対応」が組合を増長させたのであろう。
・ 新聞の見出しでは「もともと員数外だから居ても居なくても困らない」とあるのには笑ってしまう。要は「人を余らしていた」のである。ところが行財政改革で人がいなくなると「働かない組合幹部を抱える余裕」がなくなり「表ざた」になってきたのだ。

・ 「着任当日恐怖の儀式」の見出しを見て私は数年前に公立高校に着任した当日のことを昨日のように思い出す。これと全く同じような「歓待」を私も受けたのである。夕方16時過ぎ「組合分会」が大挙して校長室に来たのである。
話の内容は「来週に迫った入学式において国旗の掲揚と国歌の斉唱に我々は反対である。新校長のご存念を承りたい」というものであった。読売の記事にもあったが新管理職を迎えての「組合の力を見せつけるための儀式」みたいなもので新校長ははまずこの洗礼を受けるのである。
・ 組合が全農林と教職員組合との違いだけでやっていることはまったく同じ構図である。今教職員組合には「ヤミ専従」はないと思う。極めて大阪府も厳しい対応をしているし、どの公立学校にもそのような教員を抱えている余力はない筈である。

・ しかし私は思うのである。戦後60年もはるかに過ぎて未だに「組合幹部のこのようなコンプライアンスの欠如」と当局の「馴れ合い主義」が日本のあらゆるところに侵食し、単なる「経済闘争」に終わらず「イデオロギー闘争」や「職場サボタージュ」のウイルスがはびこんできたことを憂えるのである。
全農林も日教組も民主党を支持する「連合」傘下の組合で私は正直この点を心配している。民主党の輿石副代表は有名な山梨県教組出身で公式の場でも「教育に中立は有り得ない」と明言されている方だ。「ゆり戻し」がなければよいと念じざるを得ない。民主党は教員免許の更新性も改めるとマニフェストに書くと言う。とんでもない話だ。

・ 17日の新聞には各紙が「日の丸君が代を巡る訴訟」の横浜地裁の判決を報じていた。神奈川県立学校の教職員135名が入学式や卒業式で「日の丸に向かって起立し君が代を斉唱する義務がないことの確認を求めた訴訟」である。しかし「こういうのを訴訟するか!?」
・ 判決は「起立斉唱命令は思想良心の自由を侵害せず、教職員は起立斉唱の義務を負う」であり、教職員側の訴えを全面的に退けた。また命令に従わない場合は「厳正に対処する」とした教育長の通達も「教育基本法が禁じる不当な支配」には該当しないと判決であるが、組合は「控訴する方針」とか。
未だに学校現場にはこういう輩が徒党を組んで厳正なる式をぶち壊すイデオロギー教員が居るという現実である。「度し難い」現実を直視しておかねばならない。本当に一部の教職員組合員とは一体何者なのか、未だに私は理解できないのである。

------------------(以上 引用終わり)-------------------------

ある程度省略や文字の強調などはいたしておりますがほぼそのまま引用させていただきました。
本当にどこの国の人間なのかと疑いたくなるような事例です。
農水省の役員は国を、教師は子供をよりよくするために働く必要があるというのに。。。
どちらも法律を無視して、自分たちのためだけに行動しているとは。。。
こちらから罷免することが出来ないだけに厄介です。
特に一部の教師は、未来の日本を支える人材を育てなければならないという重責を担っているはずなのに、自虐史観を植えつけたり、国家を愛することを拒んだりと、日本のためによくないことばかりをするとは許せません。民主党はマニフェストでそのようにすると宣言しましたが、とんでもない!!