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第62回 神宮式年遷宮 御白石持行事

8月8~9日と、神宮(通称伊勢神宮)の御白石持行事に特別神領民の一人として参加してきました。
20年に1度しか参加できない行事とあって、申込みの段階から多くの人が殺到いたしました。幸いにも私は神社庁の職員として、引率の傍ら参加させて頂く機会に恵まれました。有り難いことです。

さて、大阪府神社庁といたしましては、3回に分けて奉献団が結成されました。
私が参加した8月8~9日は第2団となります。
バスを6台に分けて、総勢200名の大所帯でした。

さて、初日ですがバスは一路浜参宮のために二見興玉神社を目指します。古来神宮に参拝・奉仕をするものは二見の海で禊を行い、身を清めたとの言い伝えがあります。現在は禊の代わりにお祓いを受けるわけですが、御木曳行事や御白石持行事に参加する者は例外なくこの浜参宮を行う必要があります。

お白石持ち1

お祓いの様子ですが、祓串が特殊な形をしているのが分かると思います。


初日に浜参宮を終えた我々は宿泊場所である鳥羽グランドホテルにて英気を養い、翌日の伊勢に向かいました。
気温は36度の予想で、引率としては熱中症が少々心配ではありました。
運よく、結団式の場所に地元の神領民に方々がひく奉曳車がありました。

お白石持ち2

我々が引くものも同じような形をしておりましたが、各町会によって形が違うのも面白いと思います。
さて、この奉曳車ですが、2000人で1台を曳くことになります。
ともすれば、大混乱に陥ることもある大所帯ですが、さすがは手慣れたものでサクサクと整理されていきます。

そしていよいよ出発です。
お白石持ち3

「エンヤ!エンヤ!」の掛け声で少しずつ曳いていきます。
おはらい町を曳ききり、宇治橋に着いた時点で曳くことが終わります。
ちなみに、曳くロープは約250メートルあるそうです。

宇治橋を渡り、特設された手水で手を清め、御白石を受け取ります。
そして、新宮へと進みます。

さて、その新宮ですが当然遷御の儀が終わっていません(終わっていたら入れません)ので神様はそこにはおられません。しかしながら、最後の垣をくぐるころには、暑さも忘れ、鳥肌も立っていました。
御正宮の新宮は言葉で言い表すことが出来ない美しさでした。
装飾は擬宝珠が数個あるだけで、あとは白木の唯一神明造です。ただそれだけなのですが、それ以外の全てが不要と思える完成された美しさでした。


その後、宇治橋を渡り、記念撮影を行い、記念品を頂き帰ってきたわけですが、一生に一度しか経験できないかもしれないことを、じっくりと経験させて頂けたご神縁には感謝の極みです。
日本人として、参加できたことは一生の財産となるでしょう。
また、20年後、40年後は分かりませんが、出来る限りご奉仕させて頂きたく思ったしだいです。


皆さんも機会を作ってでも、新しい御正宮を遠目でもお参りに行かれるとよろしいと思います。
新旧の御正宮が並び立つのは今しかありません。
この機会を逃しますと次は20年後です。

テーマ : 神社・神道 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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